ミニマリスト ひかるの本棚

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【怒りのマネジメント術 できる人ほどイライラしない】怒りに対処するための具体的なテクニック

 先日読みました、【「怒り」のマネジメント術】のブックレビューになります。

 

 

 

仕事やプライベートなどでどうしても怒ってしまうことが多い、怒りのコントロール方法を学びたいという方にはとてもおすすめの書籍でした。

 

 そもそも怒りはどのように生まれるのかというと、本書によると3つの過程を経ていくと説明されています。

 

1 出来事との遭遇

2 出来事の意味づけ

3 「怒り」の感情の発生

 

 怒りという感情には生きている限り必ず向き合っていかなければなりませんが、そもそもどのように怒りという感情に至るのかということまではたしかに考えたことはありませんでしたが、このように説明されると納得です。そして、怒りに至るまでの構造が理解できるようになると、3の段階までに至るまでに対処をすれば良いのだなということがわかりますし、そもそも自分が感じている怒りという感情は不合理なものだったり、自分だけが感じているものではないかと思うこともできます。



 本書で学んだ内容として、

・怒りの感情に至るには3つの過程を経る。

 

・出来事はあくまで出来事でしかなく、自分を怒らせているのは自分自身。

 

・怒りを感じた時は0〜10段階のレベル分けをする。レベル分けをすることで怒りを感じている自分を冷静に見ることができるようになり、怒りがおさまる効果がある。

 

・怒りを感じた時、自分の心を落ち着かせる言葉を決めておく。

 

・気分転換の方法を持っておく。歌う、掃除する、運動するなど。

 

・いつ、どのような時にどのように怒りを感じたのかアンガーログを取る。

 

 

 最近はあまりありませんが、定期的に怒りをコントロールする必要のある人物や出来事に遭遇することがあるので、このような本を読むことがあります。心構えだけでなく具体的なテクニックがいろいろと書いてあり参考になりました。明日以降、実践していきたいと思います。

 

 

 

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