ミニマリストを目指したきっかけ!メジャーリーガーとむなしさ
ブログのタイトルに「ミニマリストにあこがれて」と書いていますが、僕はなぜミニマリストを目指そうと思ったのか。
色々なきっかけがあったのですが、僕の中で決意を固めた出来事が大きく2つあります。
他の方とはちょっと変わっていると思うので、こんな人もいるんだと思いながら読んで頂ければと思います。
ダニエル・ノリスさんとの出会い
以前にもあこがれのミニマリストとして、記事にさせて頂きました。
当時まだフェイスブックのアカウントを持っていて、本田直之さんがこちらの記事を紹介していたのをきっかけにメジャーリーガーのダニエル・ノリスさんを知りました。
通勤中に読んでいたと思うのですが、あまりにも世間離れしたライフスタイルと誰にも迎合せず自分の信念を貫く生き様に衝撃を受け、休憩中も、帰り道でも、次の日の通勤中も何度もこの記事を読み強烈な憧れを抱いたのです。
それからこの記事に出ていたミニマリストという言葉を知り、モノをほとんど持たない人たちが日本にも大勢いることを知り、こんな生活をしてみたい!と僕自身の片付けに邁進しました。
これがミニマリストになった直接的なきっかけです。ダニエル・ノリスさんや「僕モノ」の佐々木さんや多くのミニマリストブロガーの存在がミニマリストになるために背中を押してくれました。
自分がかっこいいと思ったライフスタイルに近づけるきっかけを作ってくれて本当に感謝しています!
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モノに絶望した日
もう一つのきっかけは20歳頃です。
前職の音楽業界の激務とあまりの薄給っぷり(月給4万 泣)に嫌気がさして退職し、実家暮らしのフリーターになり月給を全て自分のために使えていた当時、今まで欲しいものをほとんど買えなかった抑圧からか狂ったようにモノを買いあさるようになりました。
たくさん稼いで、欲しいモノを全て手に入れる。
どれだけ欲を満たすことができるかが人生の意味だと本気で信じていました。
その後フリーターから社員になり、激務でしんどかったですが稼ぎも増え、さらに買い物が加速して給料をほぼ全額費やしてモノがどんどん増えていったある時、ふと自分の中に疑問が湧いたのを今でも覚えています。
「これっていつまで続けるんだろう」
僕の中ではどう考えても「死ぬまで」という答えしか出てきませんでした。
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「死ぬまでモノを買い求め続けるけど、結局死んじゃったら今まで買ってきたモノは自分にとって意味がなくなるのに、モノを一生買い求める意味って一体なんなんだろう」
今までモノをどれだけ買えるかが人生の意味だと思っていたのが急にむなしく、無意味にしか感じられなくなってしまったのです。
しかし、自分がどれだけ無意味と感じていても世間一般ではモノを買うことが幸せであるような風潮は変わらないですし、今まで信じていたものが無意味だと信じたくない自分もいて、むなしさを感じながら、自分を騙しながらモノを買い続ける生活が何年も続きました。
とても苦しく、生きることにむなしさを感じてました。
そんな感覚を抱いていた僕にとってミニマリストは「買わなくていい」と強烈なメッセージを送ってくれました。
それまでもマザー・テレサやガンジーなど、モノを持たない生活をしている人は知っていましたが、現実離れしているというか本などに出てくる人はまったく別世界の人としか思えずとても真似はできないと思ってました。
ミニマリストは僕と同年代の方や主婦の方など身近な方が実践している生き方として「こういう生き方をしてもいいんだ」と教えてくれて、それを実践することで長年感じていたむなしさや無意味感からようやく抜け出すことができました。
片付けるという点でもミニマリズムは本当に役に立ちますが、僕にとっては自分らしく生きるための考え方として最も役立ちました。
共感される方は多くはないかもしれませんが、モノを買うことに疲れている方、お金を稼ぐことに疲弊しているかつての僕のような方がもしいたら、「モノを持たない」という選択肢があること、そしてそれがいかに楽な生き方であるかを知って頂くきっかけになったら嬉しいです。
欲しかったモノは本当に必要だったのか。
僕がかつて買い求めたモノ、欲しかったモノはほぼ全部手放しましたが、まったく困っていません。
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