人生の教えはマンガで学ぶ!ビジネス書とマンガの融合
全世界で3000万部、20世紀にもっとも影響を与えたビジネス書2冊のうち1冊として挙げられた7つの習慣。
もはやビジネスの枠を超えて、より良い人生を送るため、人格を高めていくためにこれ以上の本はないのではと思うほどの良書です。
分厚すぎて挫折
仕事がうまくいっていない時に書店で平積みされていた7つの習慣を手に取りました。
名前もその影響力も知っていたのですがとにかく分厚い!
仕事が忙しくゆっくり本を読む時間が当時はなかったので、名著だと分かっていながら買うだけ買って本棚に眠らせたままにしてしまいました^^;
積読(つんどく)といえば聞こえはいいのかもしれませんが、僕の場合はあきらかにただの放置でした。
というのも、マキシマムな頃はとにかく買うだけ買って後で読もうという考え方で、今手元にどれぐらい読んでない本があるのか見当もつかないぐらいストックしていて、計画性など微塵もなかったのです。
余談ですがお片付けした時には「いつか読むだろう」と思ってストックしていた本や、「この本今度買おう!」と思ってた本が呆れるほど大量に出てきて、ずいぶん金の無駄使いをしてしまったと猛省しました。
7つの習慣もその一つとなりかけていたのですが、偶然本屋でこちらの本を立ち読みして、7つの習慣の偉大さに衝撃を受けました。
家に眠っている本家7つの習慣の方はそっちのけで購入。
結果、本来の7つの習慣をもっと早く読んでおけばよかったと全力で後悔しました。
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マンガとビジネス書の融合
ストーリーはバーテンダーを目指す歩ちゃんと、その周りの様々な悩みを持った人たちが7つの習慣の知恵によって自分の生き方を見つめなおすきっかけになっていくというもので、凝った展開などはありません。
しかし、ところどころに散りばめられた7つの習慣からの引用文や、キャラクターのセリフに心を打たれます。
第1の習慣「主体的である」では、自分が成功していないのは環境が悪いと言いながら野心だけは一丁前という舐めきったサラリーマンの若者に対して、苦労してレストラン経営を成功させた八神さんからの言葉。
自分の力が発揮できないことを環境や状況のせいにするのはただのわがまま、それじゃあ何もしませんと言っているのと同じだ。
君はいかにも上司からは何も学ぶことがないという口ぶりだったけど、彼から何も学ばないという選択をしたのは君じゃないか。つまり行動しないことを選択しておいて、良い芽がでないと文句を言っているだけなんだよ
と、自分の行動に責任を持たないくせに結果を求める愚かさが指摘されたり、
人間はどうしても見栄や意地を張ってしまう生き物だ。こう見せたいという自分のふりをしてつい背伸びをしてしまうことなんて誰にでもある。だけど後で辻褄が、合わなくなって辛くなるのは自分なんだよね。
世間で言われている「成功」を求めて他人からの賞賛や見栄に振り回されたら、自分が理想とする人生とまるで違う生き方になるという警告などマンガのセリフを通して意味深い言葉が随所に散りばめられていてハッとさせられます。
マンガの中でも引用されていますが、僕が7つの習慣で一番好きなのは
ー内面に変わることのない中心を持っていなければ、
人は変化に耐えられない。
という言葉です。
身の回りには広告、固定観念、常識などがあふれていて絶えず刺激してきます。
それに振り回され、大して欲しいのかどうか考えもせず色々なモノを買い漁った結果、
こうなりましたw
koizumihikaru1234.hatenablog.com
「主体的である」「まずは自分の終わりを思い描く」、「最優先事項を優先する」など周りに流されないことの重要性はミニマリストの方にはすごく共感できる内容だと思います。
イラストも可愛く短時間で7つの習慣のエッセンスを学ぶことができるので、既に7つの習慣を読んだ方、まだ読んでいない方どちらにもオススメの一冊です!
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