僕は綾波レイではなかった ー 私服を制服化できなかった男の独白
新世紀エヴァンゲリオンが大流行していたのは僕が小学生の頃です。
ミーハーな父親が物珍しいからといってEVAのビニール傘を買ってきたぐらいしかエヴァンゲリオンの記憶はありません。
名前は知ってましたが一度も見たことがありませんでした。
全然関係ありませんがBreaking Badのジェネレーターを発見したので使ってみました。
お好きな方はぜひどうぞ!
Huluでエヴァ
先日Amazonのセールでエヴァンゲリオンの漫画が電子書籍で1冊50円に。
購入しようしようと強く思い続けて一週間。買う前にセールが終わっていました泣
しかし、Huluでアニメが全話観れるのですね。
今までなかったので最近の追加されたのでしょうか。
大人気のアニメですし、ちょうどHuluを観れる環境にあるのでこの機会にと視聴中です。
綾波レイの部屋
天気が良い日は家にいるのではなく、青空の下で羽を伸ばしたい。
また、元々一日中家に籠っているのが好きというわけではないので、よほど天気が悪くなければ外出します。
その出先の公園や人気のない遊歩道でもiphoneでエヴァンゲリオン観賞をしているので、こんなに面白いのであればもっと早く見ておけば良かったと全力で後悔中です。
食わず嫌いはやっぱりよくないよねなどと思いながら視聴していたら、登場キャラクターの綾波レイの部屋が。
そこで以前に読んだ鳥居とりさんの「モノを捨てよ、散歩に出よう」電子書籍の中で綾波レイの部屋について触れられていたのを思い出しました。
やばい。この部屋、無駄がなさすぎる。(中略)私にとって綾波レイの部屋は、「私もあの境地に近づきたい」と思うような、ひとつの理想像になったのである。
この本を読んで綾波レイの部屋をググって見たのですが、コンクリート打ちっ放しの無機質な四角い部屋。
生活感を感じさせるのは洗濯物とゴミぐらいで、とても綺麗で合理的な部屋です。
好き嫌いは分かれるでしょうが僕は好ましい部屋だと感じました。
また、一方で綾波レイの身に付けるモノが完全にパターン化されていることに驚きました。
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私服を制服化ができなかった男の独白
主人公のシンジ君が転び綾波レイの下着をぶちまけるシーンがあるのですが、白の同じ下着しかありません。
そして洋服は普段制服しか着ないとか。(本当でしょうか)
徹底的に合理化した生活を追い求めていくのであればあのような生活にたどり着けるのかもしれません。清々しいとも思います。
しかし、スティーブ・ジョブスやマークザッカーバーグなどのように同じ服だけを持つということが僕には合わないということが最近になってよくわかりました。
洋服はお気に入りの最小限でいいと思います。
でも、少ない中でも服装の組み合わせを考えたり、日によって変えたりするのが自分にとってはとても楽しい時間だったということに改めて気づきました。
なので他の人は無駄としか思えないものもたくさん持っています。
koizumihikaru1234.hatenablog.com
その他にも買い足したものがたくさんあります。
モノを減らす時には「自分にとって必要なものはなんだろうか」と真剣に、時間を取ってじっくり考えました。
理屈で考えるととても合理的なモノの残し方になっていくのですが(服は清潔感があって着られれば問題ないはずとか)、しばらくすると感情面で物足りなさを感じることが多くなってしまいました。
その最たるものが洋服。
頭で考えるモノの残し方が自分に取って最善であるとは限らないということを身をもって実感しています。
納得をする場合に、知的な納得だけでなく、感情を通しての納得があることを忘れてはならない。
先日の「最小限主義。」のトークイベントでも、それぞれの最小限は人によって違うということを佐々木さんも沼畑さんも繰り返しおっしゃっていましたが、まさにその通りだと思います。
最小限主義。 「大きい」から「小さい」へ モノを捨て、はじまる“ミニマリズム"の暮らし
- 作者: 沼畑直樹
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 2015/11/21
- メディア: 単行本
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頭で考えるだけでなく、自分の感情を通しても最小限の見極めをしていく必要がある。
エヴァンゲリオンを見ながらそんなことに思いをめぐらせていました。
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