130円で芸術鑑賞。お金をかけずに芸術を楽しむ方法
AmazonのKindle本コーナーを覗くのが好きです。
昔ほどは買わなくなりましたが、今でもセール本や漫画などを定期的にチェックします。
本日も暇つぶしに見ていたのですが、とても驚きました。
99円小説全集。130円画集の衝撃
太宰治の249作品がまとめて読める全集が、なんと99円で販売されていたのです。(!)
24作品の間違いかと思ったのですが、249作品に間違いありませんでした。
グッドバイ、走れメロス、人間失格。
昔読んだ作品がKindleストアで無料で販売されていたのは知っていました。
しかし、無料で販売されていないものを含めて249作品が99円。
作品の一覧を見たら、名前は知っているけれど読んだことがない作品も多くあったため思わず衝動買いしました。
他にも同じようなシリーズが無いか探してみたところ、
無料作品をあまり見かけないトーマス・マン。
19作で150円(!)と驚きの価格設定。有名な「ヴェニスに死す」も入っています。
変身で有名なフランツ・カフカは15作品で99円。
レンブラント画集: 211頁+解説+サムネイル付 (世界の名画シリーズ)
- 作者: レンブラント・ファン・レイン
- 出版社/メーカー: 楽しく読む名作出版会
- 発売日: 2015/09/20
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
こちらが一番驚いたのですが、なんと 画集までKindleで販売されていました。
レンブラントの画集はなんと130円!
とっても好きな画家で、以前画集を持っていましたがブックオフでも1,000円以上した記憶があります。
「この商品を買った人はこんな商品も買っています」と紹介されている下段には、ダ・ヴィンチ、モネ、フェルメール、セザンヌ…大型書店の画集コーナーに並んでいるような歴史的巨匠の画集はほとんど揃っている感じ。
それらもほぼ全部130円。
レンブラントのKindle画集を買ったのですが、iphoneだとちょっと小さいと感じるかも方もいるかもしれません。
タブレット、パソコンであれば画面の大きさ的にも問題ないと思います。
なんせ130円。
どれもこれも、ブックオフも真っ青のお値段なので文句のつけようがありません。
無料、低価格化あれこれ。
Huluならば映画・ドラマが980円で見放題。
iTunesのネットラジオなら、様々なジャンルの音楽が無料で聞き放題。
スマホがあればカメラもビデオも搭載されているし、ゲームもダウンロードすれば無料で楽しめる。
10年前に音楽業界で働いていた時はこのようなサービスが発達していませんでした。
安月給だったので、食事を我慢して本、CD、DVDを頑張って買っていた記憶が鮮明に蘇ります。(ほっかほっか亭ののり弁290円ばかり食べてました)
しかし、ひと昔前と比べると今や切り詰めなくとも、お金をあまり使わずに楽しむ方法が随分増えていると感じます。
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お金がなくても趣味が充実する時代
音楽、小説、絵、映画。
お金がないくせにこういう創作品が大好きな僕は、他を切り詰めて趣味にお金をつぎ込んできました。
そして、そういうものを購入するために無駄に残業してお金を稼ごうとしたり、それでも買えなくてイライラしたり。
一部の好きな作家さん、アーティストの作品は定価で買っていきたいと思います。
しかし、それ以外であれば古典として受け継がれている作品を無料で楽しんだり、定額サービスを利用すれば、お金をかけなくても趣味を充実させられることに改めて気付きました。
先日のちきりんさんの記事にも非常に共感。
お金をたくさん稼いで(無理して働いて)豊かになるのではなく、シェアしたり余計なお金をかけずに暮らすことで自分の時間を確保して豊かになる。
稼ぎが少ない=貧しいという認識はそのうち時代遅れな考えになるのではないか。
AmazonのKindleストアを見ながらそんなことを思いました。
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