ミニマリスト ひかるの本棚

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【ICEMAN 病気にならない体の作り方】

 

 

 

 

 

 

 

 ヴィム・ホフさん、コエン・デ=ヨングさんのICEMAN 病気にならない体のつくりかたのブックレビューになります。

 

 どこでこの本を見つけたのか忘れてしまったのですが、どこかの書評サイトか書店でおすすめされていたのを見てずっと面白そうだなと思っていて手に取りました。結論から言うと東店 風邪を引きたくない方や体質改善をしようと思ってる方には楽しめる本だと思いました。参考文献や論文があまり載っていないことや、本書のメソッドを使って改善された健康効果についての根拠についての言及が少なく、厳密なエビデンスを求めている方には少し物足りない内容となっていると思います。



 簡単にこの本の内容をまとめてしまうと、寒さに身をさらすことと、呼吸によるトレーニングで病気にならない体を作れるという内容になっています。 なぜ寒さに身をさらすと病気にならない体を作れるのかと言うと、体を低温状態にさらすことで末端への血流が制限され 、それがもう一度通常の温度に戻ることで血流が戻ることで血管自体を鍛えられるというロジックになっています。 また、寒さが褐色脂肪細胞を刺激することで体脂肪が燃えやすくなる事、冷水シャワーを定期的に浴びることで血液中の白血球が増加し、結果として免疫が強化されるということが書かれています。

 

 

 冷水シャワーを使ったコールド・トレーニングのやり方は、

1 1分間ゆっくり呼吸する

2 シャワーの温度を少しずつ下げる

3 シャワーの温度をもう一段冷たくし、1〜2分間浴びる。

 

 別の実験では冷水シャワーは30秒でも90秒でも体調の改善効果は変わらなかったそうなので、まずは30秒できれば良いと思います。 



 もう一つは呼吸のトレーニングです。これは瞑想などでもよく紹介されていることと似ていますが、早すぎる呼吸が自律神経を刺激してしまい血圧の上昇や慢性疲労など様々な疾患につながっているということですが、呼吸トレーニングを行うことでこれは改善できるということが紹介されています。

 

呼吸トレーニングのやり方は

1 息を吸いゆっくり吐く。少し空気が残っている状態でまた吸う。これを30回繰り返す。

2 息を吐ききって深く吸う

3 息を吐いて止めて、吸いたくなったら吸う。吸わずにいられなくなったら呼吸を再開。

 

瞑想と少し違う点としては、ゆっくり呼吸するだけでなく呼吸をせずに吐ききってその状態を維持するというところが挙げられると思います。この電話実施してみましたが、慣れるまで少し時間がかかりますが確かに体がポカポカするような感じがありました。

 

  その他本書の後半では、紹介されているメソッドを使って病気がどのように改善したかや体質が変わったとかということが多く紹介されているのと、ヴィム・ホフのこれまでの来歴が記載されています。

 

 

 

 個人的に今までも冷水シャワーは実践していましたが、この世に数多くの健康効果があるということを紹介されると今後も継続していきたいというふうに強く思いました。 また、寒さに身をさらすことが褐色脂肪細胞を刺激するということについては、以前に紹介したライフスパンでも紹介されていることであり、結果としてこのような冷水シャワーを使うことは長寿と健康につながる可能性が高いのではないかということを改めて思いました。

 

 

 

 

やりすぎて頭症などにならないようには注意しなければいけませんが東店確かに泥水を浴びた後は体がシャキッとするしポカポカする感じがするので継続していきたいと思います。