ミニマリスト ひかるの本棚

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ミニマリストはFIREへの近道

 最近よく聞くFIRE。経済的自立と早期リタイアを組み合わせた言葉で、さまざまな経済誌に特集が組まれたり、関連の書籍がたくさん出ています。

 

 

 本日はミニマリストとFIREはとても相性が良い点について書いてみたいと思います。



 

FIREとは?

 そもそもFIREのコンセプトは何かと言えば、4%ルールにあります。株式と債券が50%ずつの資産を持っている場合、その4%を毎年切り崩していっても30年後に資産が維持できている、もしくは増えているという研究結果が根拠となっています。

 

【インデックス出口戦略】貯めた資産を最高効率で活用する「4%ルール」について解説【株式投資編】:(アニメ動画)第91回 - YouTube

 

 こちらの両学長の動画がとてもわかりやすく解説してくれています。

 

 

 つまり、年間の生活費が300万円ほどの方であれば、7000万円の資産があれば労働から卒業して資産の取り崩しだけで生活ができますよ、ということです。



 

FIREするにはどうすれば良いのか

 資産を4%ずつ取り崩して生活をしていくためにはどうすれば良いのかといえば、年間の生活費の25倍の金額分の資産を用意する必要があります。例えば、年間300万円の支出が必要であれば7000万円分の資産があれば、毎年4%ずつ取り崩していくと、働かなくてもFIREができる可能性が高いということになります。




 

ミニマリストでFIREに近づく

 当然ながらミニマリストとして、あまり物を持たずに生活費を抑えながら生活をすれば、FIREできる可能性がとても高くなります。なぜかといえば、あまり物を持たず・買わないで生活費を節約していくことで、必要な支出額を抑えることができるようになるからです。

 

 

 

 上記の例では年間300万円としましたが、もし年間に200万円しか支出がないとすれば、5000万円の資産があればFIREができることになるので、その差は2000万円。もし早期リタイアを叶えたいと考えているのであれば、節約をすればそれだけ近道になるということですので、ミニマリストとはとても相性が良いと思います。

 

 

 

トレードオフを忘れずに

 ただ、あまりに節約節約で味気ない生活をしては本末転倒ですので、そこはバランス感覚がとても必要です。なにより、過度に節約をしている場合はそのお金でもっと価値のあることに使えたはずの時間や経験を失っているかもしれないというトレードオフの関係を忘れてはならないと考えています。なぜかといえば、私達は誰も寿命のコントロールはできないわけで、将来のことだけを考えて行動をしていても、その将来が訪れない可能性はゼロではないので、やはり現在を楽しむことも忘れるべきではないと思います。

 

 

 私自身はFIREするつもりは全然なく、目指すのであれば経済的自立のみ。なにかあった時にもお金に困らずに自由に生活ができるセーフティーネットとして経済的自立をしたいです。

 

 

 現在を最大限楽しみながら将来の不安をなくす。そういう意味で出費を抑えたミニマリスト的な生活はとてもバランス感覚が良いのではないかと思っています。

 

 

 

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