【最高の休息法】の要約。瞑想で脳を休息するための内容を解説
先日読んだ最高の休息法の要約になります。ちなみにこちらの書籍は先日ブログ記事にしたフォトリーディングで読みました。
こちらの記事は以下のような人におすすめです。
・休んでも疲れが取れない
・いつも疲れている
・いろいろな考えがいつも頭に浮かんでいてつかれる
koizumihikaru1234.hatenablog.com
脳はなにもしない時でも稼働している=DMN
DMNはデフォルトモードネットワークの略称で、脳がなにもしていない状態のことを指しています。私たちが仕事や趣味の活動をしていない時、なにもしていないなと自覚している時でも脳はしっかりと稼働をしています。 脳は人間の臓器の中でも最もカロリーを消費するという話を聞いたことがある方もいると思いますが、それはなぜかというとこのデフォルトモードネットワークで、意識していない時でも色々と活動をしていることが大きいのかもしれません。
具体的になにをしているかと言えば、いろいろ考え事が浮かんだり、同じことがぐるぐると頭の中で回っていたりすることがあると思います。特に身体はなにもしていなくても、脳は常に動き続けており脳の全エネルギーの60〜80%を使用しているとも言われているそうです。このDMNを止めなければ脳は休息ができないということで、そのために瞑想が推奨されています。
脳を休息させる方法
脳を休息させる方法はどのようなものがあるかというと、この本では基本的に瞑想を中心に紹介がされています。それはなぜかといえば、瞑想をすることによってさまざまなところに注意が向かってしまっている脳の状態を休ませ、身体活動に集中することによってDMNの活動を司る脳の部位を休止することができるからです。 瞑想を行っている時の脳の活動を測定すると、DMNを司る部位の活動が低下しており、脳のエネルギー消費を抑えられるというロジックです。
瞑想を実践したことがある方ならわかると思いますが、瞑想中になにも考えないようにしていても次から次へといろいろなことが頭の中を駆け巡っていきます。それに気づいて呼吸や体の状態にフォーカスをしていき、頭の状態を休ませてあげるようにすると瞑想後には静かな爽快感と呼ぶべきようなフレッシュな感覚を感じ取ることができるようになります。
基本的なやり方として紹介されているのは、
1 椅子に座って目を閉じる
2 身体の感覚に意識を向ける
3 呼吸を意識する
4 雑念が浮かんだら注意を呼吸に戻す
と、このあたりは他の瞑想関連の本で紹介されている方法と変わりません。
何度も同じことを考えてしまう時 モンキーマインド解消法
脳を休める方法としてもう一つ印象的だったのは、モンキーマインド解消法という方法です。モンキーマインドとは、なにかの考えに取り憑かれたり、日中に起きた嫌な出来事、嫌いな人や不快な物事について考えたくもないのにずーっと考えてしまうこと、これを頭の中のサルと呼んでいます。
頭の中にサルがいると、考えたくなくても同じことを何度も反芻してしまうのでそれを捨て去る方法として5つの段階が紹介されています。
モンキーマインド解消法
1 捨てる ー もうこれについては十分考えたと自分に言い聞かせる。
2 例外を考える ー その考えがあてはまらないケースについて考えてみる
3 賢者の目線で考える ー 自分が尊敬する人や歴史の偉人ならどのように考えるかと考えてみる
4 善し悪しで判断するのをやめる
5 由来を探る ー なぜこのような考えが何度も現れるのかを探る。
ああでもないこうでもないと頭の中でぐるぐると同じ考えがめぐる時には、このように考えを捨てて一度なぜこの考えが浮かぶのかと原因を探るところまで掘り下げると良いようです。これも脳を自動モードにしておくのではなくて、ある状態に集中させるマインドフルネスの状態にすることで解消できるとのことでした。
まとめ
本日は最高の休息法の要約として、DMNについて、脳を休息させる方法、同じことを何度も考えてしまう時 モンキーマインド解消法について書きました。
以前の記事にも書きましたが、多い時は一日三回の瞑想を継続して行っています。なので本書で説明されていることも知らなかったことはありましたが、効果として感じられていたものは多々ありました。一度始めるととても気分も良くなりますし、眠りも深くなり寝起きが非常に良くなるのも瞑想の良い点です。
身体も心も休息できる上にストレスの軽減の効果などさまざまな健康上のメリットもありますので、まだやったことのない方は一度試してみるととても良い効果を感じられると思います。
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