ミニマリスト ひかるの本棚

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創造的な趣味のススメ

 

今日は創造的な趣味を持つと、幸福感がとても上がるという話を書いてみたいと思います。

 

 

 

 

 なぜこのようなことを書くのかというと2つ理由があって、最近読んだ幸福の定義がとても興味深かったこと、自分自身の内面の変化があったので、それを言語化してみたいと思ったからです。

 

①創造的な趣味は幸福の定義を満たしやすい

 

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 幸福学を研究されている慶應義塾大学の前野教授の記事です。こちらの記事よると幸福の因子は4つだそうです。

 

①「自己実現と成長」 夢や目標ややりがいをもち、それらを実現しようと成長していくこと

②「つながりと感謝」 人を喜ばせること、愛情に満ちた関係、親切な行為などが幸せを呼ぶ

③「前向きと楽観」 自己肯定感が高く、いつも楽しく笑顔でいられることは、やはり幸せなのです。

④「独立とマイペース」 他人と比較せずに自分らしくやっていける人は、そうでない人より幸福。



 これを読んでいて思ったのですが、創造的な趣味、例えばブログを執筆するとか、イラストを書くというような趣味に関しては最低でもこのうち三つを満たしているのだと思います。

 

 

 ①に関しては、少しでも良い文章が書けるように少しでも上手い絵が描けるようにということが自分の成長を感じることができ、上手くいけば自己実現を感じることもできます。②については、はてなブログでいえばはてなのスター機能や Twitter のいいねなどが該当すると思います。 自分では記事の良し悪しはじぶんでは判断できませんが、思いの外記事に共感してくださってスターを付けてくれたり、ツイッターで返信やいいねがもらえるとやはりとても嬉しいです。

 

 

 

 そして④の独立とマイペースですが、ブログもイラストも基本的には自己完結する趣味の側面が強いと思います。。コツコツと自分の書きたいことや描きたい絵を書くということは、誰かと比較することなく昨日の自分よりもより良い今日の自分になるということはマイペースで行える作業だと思います。

 

 

 

 これを読む前まではただ単に文章を書くことや絵を描くことが楽しいなと思うだけでしたが、幸福学として研究されている因子に当てはまることが多く、それで自分がとても幸福感を感じられているのではないかと思いました。




②自分の内面の変化

 内面の変化とはなにかというと、創造的な趣味を持ってからとても生活が充実しているなと感じていること。私自身の創造的な趣味はこちらのブログ、そして最近はイラストの勉強をしていろいろ描いています。

 

 

 

 これらが他の趣味とは違うのは、世の中の既製品で楽しむということではなく、自分が1からなにかを作り出すという点。当然私のブログは私のオリジナルのものですし、イラストも私の頭の中のものを紙に具現化しているものなので唯一無二のもの。 

 

 

 

 とにかくこういうものを作り始めるようになってから、日常の些末なことがあまり気にならなくなったり、これらの活動について考えるだけでとても楽しい気分になります。なぜかと考えた時、私なりにその理由は2つだと思っていて、1つはさきほどの進歩が見えるということ。続けている多少なりともうまくなっていったり、短時間で作れるようになるので、上達している感覚を味わえます。

 

 

 

 もう1つはマインドフルネスではないかと思っています。これらの活動をしている時、基本的には作っている作品に没頭したり集中して考えなければ作れません。その時はこの瞬間の作品に没頭しなければなりませんので、他のことが入り込む余地が全然ありません。瞑想と同じように、集中することでこの瞬間に集中することでストレスが低減して呼吸も整い、自律神経にも良い効果があるのではないかと思いました。

 

 

 

まとめ

 最近自分が思っていることを言語化してみたいなと思い書いてみた記事でしたが、幸福学の部分に関しては調べながら書いていて我ながらとても興味深いなと思いました。

 

 

 地位財と非地位財という言葉を聞いたことがある方はいると思いますが、分かりやすく言うと地位財というのは他人と比較できる際のこと。 典型的なのはブランドもののバッグなどだと思いますが、高級ブランドのバッグというのは小さいで価格やステータスなどで他人と比べることができます。一方で非地位財というのは他人と比較しない財産で、バッグでいえばデザインがこれ以上ないほど気に入っていてずっと使い続けたいと思うものなどのこと。

 

 

 非地位財の方が幸福感が長続きするそうで、確かにブログはアクセス数なので比較をすることなどは可能ですが、それよりは自分が作った文章のできやイラストの良し悪しなどは比較よりも、自分自身が満足を感じられるかの側面の方が大きいのだと思います。

 

 

 

 最近はあまり行けていませんが、登山もこの創造的な趣味の一つに入るのではないかと思っています。山のルートを自分で考えて、どのルートで山に行って取ってどれぐらいの時間をかけてのぼり、下山するのかもう考えるのもとても創造的な営みの一つだからです。 しばらく行ってませんが私のとても好きな趣味の一つなので、久々に近場の山にでも登ってみようと考えています。

 

 

 

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