【スタンフォード式 最高の睡眠】を要約。より良い睡眠を得るための知見
数年前から睡眠にはかなり気を使っています。というのも、近年は睡眠に関しての情報が非常に増えており、関連の書籍を読んでいると睡眠の量・質とともに日中の仕事のパフォーマンスはもちろん、健康状態にも大きく影響を与えることがわかっているからです。
そのための活動のひとつに、以前ブログの記事にも書いた睡眠ログがあります。
koizumihikaru1234.hatenablog.com
睡眠スコアが悪かったり睡眠時間が普段より短いとたしかに調子があまり良くなかったり、疲労感が強い時があるので、かなり正確に健康のバロメーターとして測定ができているだと感じられます。本日は睡眠に関して先日読んだ書籍を紹介します。
スタンフォード大学睡眠生体リズム研究所の所長である西野精治さんが書かれた本であり、当研究所は世界初の睡眠の研究所として設立されたそうで睡眠研究の総本山といえばスタンフォードというほど、睡眠医学研究では有名だそうです。
より良い睡眠の知見を得られればと思い読んでみたのですが、今後の睡眠に役立ちそうな内容が多く、非常に参考になりました。正直睡眠に関しての本は以前にもいろいろと読んでいるので知っている内容が多いのではないかと思いましたが、良い意味で期待を裏切られました。まさに科学は日進月歩なのだと実感させられます。
気になったところは、
・短時間睡眠の人は短命であり、糖尿病や高血圧、精神が不安定になるなど健康的にさまざまな害がある。
・40分の睡眠負債を返済するには、毎日14時間ベッドにいる生活を3週間も続けなければならない。なので、寝だめで睡眠負債は返せない。
・睡眠はノンレム睡眠とレム睡眠の繰り返しであり、明け方にかけてノンレム睡眠が少なくなる。ノンレム睡眠が深くなる最初の90分がもっとも質が高い。最初の90分のゴールデンタイムでしっかりノンレム睡眠を取ることで、自律神経が整い、グロースホルモンが分泌され、脳のコンディションがよくなる。
・眠りのスイッチは体温と脳の2つ。深部体温が低く、皮膚温度が高くなると眠気が強まる。就寝90分前の入浴や足湯が効果的。
・仮眠を取るなら20分程度。昼寝は長すぎても身体に良くなく、あまり寝すぎるとスムーズに入眠できなくなる。
以前読んだ別の本では最初の90分が重要というよりも、睡眠時間は7〜8時間がは確保すべきという内容が頭に強く残っていたので意識していました。入浴や足湯などをうまく使って今まで以上に質の良い睡眠が取れるようになればと思います。
余談ですが、最近急に気温が下がったことで寝具を夏用のものから冬用のものに新調したのですが、その影響からか先述した睡眠スコアが高くなる日が増えました。寝具の影響なのかはわかりませんがとても気持ちの良い寝具なので、別の記事でまた紹介してみたいと思います。
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