【空腹こそ最強のクスリ】16時間断食のススメ
空腹についてはさまざまな健康効果があり、それと併せて最近はオートファジーによる健康効果、カロリー制限による老化防止など、食べすぎないことのメリットが注目されています。
一日一食やファスティング関連については多数の書籍が出版されていますが、一番売れていて入門編として非常にわかりやすいのがこちらの本でした。多くの書店でいまだに平積みされているのでとても売れているのだと思いますが、たしかにとてもわかりやすくて多くの人に実践できる内容として紹介しているので、一度やってみようと思わされる本です。実際、ぼくも本書を読んでファステイングを始めました。
本書で特に気になった点や参考になった点は、
・一日三食は食べすぎ。消化は内臓にものすごく負担をかける行為である。
・そもそも一日三食の習慣は最近始まったこと。江戸時代までは一日二食が普通であった。
・一日三食だと、内臓は常に消化活動をしていなければならず疲弊してしまう。
・食べすぎを防ぎ健康を維持するには「食べない時間を設けること」。それが糖尿病、がん、認知症、血管疾患の予防となる。
・空腹時間は一六時間設ける。睡眠時間を含めてOK。
・一六時間空腹の時間を設けることで細胞のオートファジー(古くなった細胞のタンパク質が新しくなる)が促される。それによって病気の予防になる。
・空腹時間中もナッツ類は食べてOK。
本書では週に一度の一六時間断食でも効果があるとのことでした。わたしも本書を読んでファステイング(断食)を始めましたが、たしかに疲れづらいし、食後の身体の重い感じがなく快適です。また体重が落ちたのと血圧が下がりました。この点はあらためてまたブログに書いてみようと思います。