ミニマリスト ひかるの本棚

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【リーダーの教養書】リベラル・アーツで自由になる

 最近は前ほど見かけなくなりましたが教養=リベラル・アーツ(自由の技術)という言葉にはとても力強さがあると思います。

 

 

 

 

 もともと出口治明さんのファンということもあり、「推し」として、こちらのリーダーの教養書を読みました。本書の冒頭の出口さんと楠木建さんとの対談ではなぜ教養を身につける必要があるのか、教養をどのように身につけて人生を楽しむかということについて書かれており、とても刺激的でもっと幅広くたくさん本を読んでいこうと思わされる内容でした。

 

 

 また、それぞれの章では各界の著名人たちがそれぞの推薦書を挙げているのですが、とても骨太なラインナップとなっています。今後読んでみたいなと特に思ったのは、

 

ヒトラー(上):1889-1936 傲慢

イノベーションのジレンマ 増補改訂版 Harvard business school press

人体六〇〇万年史 上──科学が明かす進化・健康・疾病 (早川書房)

「健康第一」は間違っている (筑摩選書)

想像の共同体―ナショナリズムの起源と流行 (ネットワークの社会科学シリーズ)

リーダーシップの旅~見えないものを見る~ (光文社新書)

 

などなど。ほかにも面白そうな本が多数紹介されており、読書リストに追加しました。ライフワークとしてさまざまな教養を深めていくということは、一生終わりのない知的な遊びのようなもの。しかも安価に楽しめるのだからこれほど素晴らしい趣味はないと思います。