手放して、また買い直し
必要なものを見直す時期に、手に取ったありとあらゆるものを吟味したつもりでした。
しかし、以前持っていたものとまったく同じものを買い直しました。
買い直したもの
買い直したもの、腕時計とヘッドホンです。
スポンサーリンク
持ち物を徹底的に見直そうと思ったときには、必要ないと判断したのですが、再度購入しました。
なぜ買い直したか
こういうことは頭で考えすぎない方が良いのかもしれませんが、生活をより楽しむために必要だったから、と思っています。
腕時計とヘッドホンは持っていなくても別に困らない。なので、必要かどうかという基準で考えると「なくても困るものではないから必要なし」と考え一度手放してしまいました。
しかし、自分自身が心から気に入っているアイテムを身につける心地よさや、音楽を良い音質で楽しむということは、ぼくにとって生活の質を上げてくれていたものであったのだなーとある頃にふと思い購入し直しました。
別のものを新たに探しもしましたが、時計もヘッドホンも過去に散々買いまくって数々の失敗をしてきた中、これしかないという定番が自分の中で決まっていたのでそれを再度購入しました。
特にヘッドホンは好みが分かれる商品ですが、これ以上自分にぴったりくる音質のものはありません。かつて音楽業界で働いていた時に、勉強のためにヘッドホンをあれこれ聴き比べていましたが、この質で1,000円台という値段にはただただ驚くばかりです。
これで音楽を聴きながらランニングします。
手放して気づくありがたみ
もう一度同じものを買い直すなんてもったいないと思われるかもしれませんが、手放したからこそ、手元からなくなって初めてその価値がわかるということがあるのだと思います。
事実、以前よりも買い直した後のほうが、同じ物でもより好きに、お気に入りのものになったと感じられているので、手放す過程は決して無駄になっていません。
スポンサーリンク
シンプルじゃなくていい
ミニマリストの方で時計を持っている方はシンプルなデザインのものが多いように思いますが、ぼくはクロノグラフの精巧に作られている感じが大好きです。
シンプルであるかはまったく関係なく、自分のお眼鏡に適う商品であるかを買う基準にしています。
時計、ヘッドホン、洋服、自転車などなど。今まで散々買い物で失敗してきましたが、身銭を切って後悔したことが経験値となり、物を見極める力が養われているからこそ、同じ商品を買うという選択に至りました。
食事でも、学校で食べる給食も披露宴で出される食事もタダである。タダで栄養になるものも、おいしいものもある。また友達におごらせるのもよい。しかしほんとうに味覚を楽しもうと思ったら、身銭を切った店の食事がよいのではないか。身銭を切っておれば、まずいかうまいかについての判断もきびしくなろう。凡人の場合、身銭を切るということが、判断力を確実に向上させるよい方法になる。
判断力を養うための経験、自分基準を作るための実践としても、持ち物を見直すことは役に立つのではないか。そんなことをあらためて思いました。
koizumihikaru1234.hatenablog.com
スポンサーリンク