糖質制限の真実は? リテラシーの重要性
「これってどういうことなんだろう」
ゆとり世代らしく(?)、気になる事があればとりあえず何でもgoogle先生に尋ねています。
しかし、時々一つの事について矛盾した情報に出会う時にふと思います。
「いったい何が正しいんだろう」
愛よりも、金銭よりも、信心よりも、名声よりも、公平さよりも、真理を与えてくれ
映画イントゥザワイルドからの引用です。
正しいのはどっち?
冒頭でも書いたように、僕は気になったことはとりあえずググります。
20代前半に不摂生で痛い目を見たことがあるので口に入れるものについての情報はよく調べますし、本を読んでいて気になる事が出てくればそれについてすぐに調べることもよくあります。
ネットはすぐに結果を教えてくれるので助かりますが、矛盾している情報が出てくるととても混乱します。
糖質制限は問題ない?
例えばよく話題になる糖質制限。
炭水化物(糖質)以外の、肉、魚、野菜、果物などGI値が低い食べ物中心の食生活をする事で、食事の量を制限せずに体重を減らせるというダイエット方法。
僕自身太りやすい体質で、どか食いすると体重もドカンと増えてしまうので興味を持っていました。
狩猟採集民族は背が高く、体型が整っていて、虫歯や体の歪みといった文明病の兆候は見られなかったが、農業を営んでいた先住民の骨はすべての点で劣っていた。文明病は農業と定住生活がもたらした病気なのだ。
わたしたちの祖先は何百年にも渡って、高密度の炭水化物を含まない食事をして繁栄してきた。そして彼らの食事が低炭水化物だったのは、当時、炭水化物を多く含む食料が存在しなかったという単純な理由による。
わたしたちを苦しめている原因の8割は単純なものだ。悪いのはブドウ糖だ。
昨年から今年にかけて話題になったGO WILDからの引用です。
こちらの糖質制限推し。
GO WILD 野生の体を取り戻せ! ―科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス
- 作者: ジョンJ.レイティ,リチャード・マニング,野中香方子
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2014/12/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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昔は炭水化物を含むものがあまりなかったので、大量の炭水化物を処理できるように人間の体はデザインされておらず、糖質がもたらした肥満や高血圧は文明がもたらした苦しみであると書かれています。
本自体がとても面白かったのと、糖質以外はいくら食べても大丈夫と聞いていたので、炭水化物をほぼ取らない食事で肉や魚をガツガツ食べていましたが確かに体重は増えませんでした。
ところが今度は「糖質制限は危険!」という反対意見もどんどん目にするようになりました。
65歳以上の場合は寝たきりになる可能性、30代半ばでも軽度の脳梗塞に陥ったとまで書いてあります。いったいどの情報が正しいんでしょう。
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真実の変化
いずれにせよ極端な偏った食事は危険であると書かれていたので、最近は玄米を取り入れて炭水化物、たんぱく質、脂質をなるべくバランスよく食べるようにしています。
最近思うのは流行りというだけで、メリット・デメリットを吟味せず鵜呑みにするのはすごく危険だという事。(当たり前かもしれませんが)
Smart Newsやnaverまとめなど情報を簡単に集められるようになっていますが、まったく根拠が書かれていなかったり「話題になっています」とだけ書かれているようなものもあり「本当に?」と思うものも多いです。
毎日一杯欠かさずに飲んでいた牛乳も槍玉にあげられていました。
悲しかったです。
リテラシーは日々アップデート
何が本当なのか、何が最新の情報なのかはどんどん変化していきますし、調べれば調べるほど分からなくなる事もたくさんあります。
結局糖質制限も良いと悪いという情報がごっちゃ混ぜの状態なので、自分なりにバランスを取って行う事を落としどころにしました。
しかし、かつては何かを調べるには本を読んだり人に聞いたりするぐらいしか無かったものがネットを使って簡単に調べられますし、それこそブログは個人の体験談やノウハウの宝庫。
信頼できるソースを元に、自分なりの解釈も加えながら、常に情報をアップデートして、情弱にならないようにしながら生活をしていきたいです。
そういえばマイナンバー制度がもうすぐ始まりますね。
どんな制度なのか全然理解できていないので、ちゃんと勉強しておかないと…´д` ;
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