トラックに住むgoogle社員と、これからの家選び
家はどれぐらいの広さ、そしてどんな見た目が良いでしょうか?
以前の僕には1LDK、34.98m2のスペースが必要でした。
そして大量の荷物を収納するスペース、そしていつか来る誰かに見てもらうための綺麗な見た目も。
↑かつての我が家
トラックに住むgoogle社員
昨日ツイッターを見ていたらこちらの記事を発見。
サンフランシスコにルームシェアで住んでいたブランドンさんが、googleにインターンで入社していた時に住んでいたアパートの代金。
日本円にして一泊7,800円、月にするとなんと約24万円。
法外な家賃を支払っていた事、そしてもう一つ彼が気付いた事。
ほとんど仕事で家に帰ってなかったそうです。
以上2つに気付いたその後は、生活の大半を占めている高額な家賃を、トラックに住むことで大幅に節約できると考えトラック生活を始めたそうです。
僕にミニマリストになるきっかけを与えてくれたダニエル・ノリスさんほどの衝撃はありませんでしたが、この記事を見て自分が住んでいたこれまでの家を思い返しました。
そして、自分の家の選び方は完全に間違っていたとはっきり理解しました。
koizumihikaru1234.hatenablog.com
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広くて綺麗な家は必要なかった
転勤で各地で一人暮らしをする時の家の選び方。
今思い出すと4つぐらいの基準があったのではないかと思うので、優先度の高い順に並べていきます。
家選びの基準
1. 間取り、収納スペース(広ければ広いほど良い)
2. 人に見られて恥ずかしくない見た目(内観、外観どちらも)
3. 家賃
4. 通勤時間
信じられないと思う方もいるかもしれませんが、当時は冗談抜きでこんな基準を設けていました。今では考えられません。
そして、googleのブランドンさんと同じく仕事に追われていた僕は定時に出社して帰宅が0時を過ぎることが当たり前でしたし、休日出勤も多かったので家にはほとんどいませんでした。
何のための家か
帰って家で過ごす時間はほとんどない。
収納スペースは使わないモノだらけ。
その上、誰に見られても恥ずかしくないようにと綺麗な家を選んだのに、仕事が忙しい上に、家に呼ぶ友達はいませんでした。
しかも今思うと「来たい!」と言われても、汚すぎて絶対家に上げなかったと思います。
という事は僕自身が家選びで優先していた1番、2番はまったく必要なかったという事。
必要のなかった基準のために、ほぼ新築のとても広いマンションを借りて高い家賃を払い続けていたのです。
札幌から東京に移動する前には、幸いにも何度か我が家にブログで知りあった方々が遊びに来てくれました。
koizumihikaru1234.hatenablog.com
皮肉な事に、初めてお客さんを招き入れた時にはモノをほとんど手放してしまった後。(手放してなかったら呼ばなかったですが)
ずいぶん高い勉強代でしたが、この経験から色々な事を学ぶことができました。
見栄やモノに家賃を払わない
次の仕事がどれぐらい繁忙なのかにもよりますが、恐らくとっても忙しい仕事です。
次に家を選ぶ時には、優先度はこんな感じに変わると思います。
1. 家賃
2. 通勤時間
3. 清潔感がある見た目
そもそも収納するほどのモノを持ち合わせていないので、収納スペースは基準から抹殺しました。
次回から特に重要視したいのは家賃です。
ここは3との兼ね合いになるのですが、築年数がどれだけ経っていようとも、自分がそれなりに満足できる見てくれをしていれば良いと思っています。
家賃に圧迫されて生活が苦しくなったり、余計に働きに行かなければならなくなってしまうのは本望ではありません。
であればなるべく安い物件に住んで、その分のお金を旅行や人と会う事、自分が有意義と思える事にお金を使っていきたいです。
本田健さんの「将来、お金に困らないためにしておきたい17のこと」からの引用です。
節約マインドで投資をする。生きるお金とは、そのお金を使うことによって、何倍も人を幸せに豊かにする。
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無駄なランニングコストよりも、自分が豊かになるために投資する。
本来お金はそう使うべきではないかと改めて考えた日でした。
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