オンラインの時間はミニマムな方が良い
先日前職でお世話になった上司一家に誘って頂き、電波の入らない山奥にキャンプに行ってきました。
外界と繋がれない環境に身を置き気付いたこと、
それは「日頃、電子機器を使っている時間が長すぎた。ミニマムにすべき」ということです。
実はスマホ依存だった
四六時中スマートフォンをいじっていないと気が済まないとか、常にインターネットを見ていたいという願望はありませんし、自分の周りにいる人間と比べたらむしろ見ている時間は短い方だと思っていました。
しかし、先日こちらでスマホ依存度をチェックをしたところなんと「重症」と診断…!´д` ;
自覚症状はまったくありませんでしたが、振り返ると確かにネットに時間を使いすぎて無駄にしていたように感じてきました。
情報の連鎖
ブログ、youtube、Amazonなどなど。次から次へと別のページに誘導されるようになっていて、一度見始めるとどんどん見ていきたくなってしまいます。
僕自身の集中力の無さのせいもあるのですが、横にパソコンやスマホがあるとどうしても気になって開けてしまいます。
短時間で集中するための時間を作りだすことはできるのですが、一度気が散ってパソコン・スマホを触りだすともう止まりません。平気で2時間とかネット・サーフィンしてしまうのでかなり時間の浪費をしてしまってました。
koizumihikaru1234.hatenablog.com
内なる旅への入り口
そんな時、先日行ったキャンプ場がほぼ電波無し(キャリアによるみたいですが)の山奥で、僕のスマホはまったく繋がらず。
メールすら届かないとは思ってもいなかったので、最初は落ち着かずそわそわしてしまいましたが、時間が経過してくるとだんだん気にならなくなり、それどころか突発的に誰かから連絡が来ることがないと分かると目の前の作業にひたすら没頭したり、普段より何倍も考え事に集中することができました。
数年前にiphoneを手にした時に「生きてきた中でこれ以上に便利なモノは見たことがない」と本気で感じ、今でもその思いは変わっておらず電話も音楽も動画もカメラもビデオも、アプリを使えば出来ないことの方が少ないのではないかと思っています。
しかし、便利なあまり失っているものもあることに気付きました。
その筆頭になるのは考える時間と集中力だと思っています。
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便利さの弊害
スマホひとつでググって、様々な情報をすぐに収集できるのは本当に素晴らしいことで、今まで知らなかった未知の情報に出会い、吸収する機会が電波さえあれば簡単に得られるのは本当にありがたいです。
しかし、無数に入ってくる情報に流されるだけでなく、それをどう解釈して、どう振る舞うのかを考える時間を確保しなければ自分にとっての大事なことが見極められなくなる。かつての僕はまさにそんな感じでした。
koizumihikaru1234.hatenablog.com
この重要性をワーク・シフトのリンダ・グラットンさんは「内なる旅」と「外への旅」と表現しています。
メールや電話、お知らせがいつでも鳴る状態では「内なる旅」は中断されてしまいます。
デジタルデトックス
まったく予期せぬネット遮断で、普段ならば延々とネット・サーフィンをしてしまうところが焚き火をしながらゆっくりと考え事ができました。
デジタルデトックスという言葉は知っていましたが、実際に体験してこれほど心に余裕ができるものなのかとかなり驚いています。
今回の経験で感じたのは、自分がまったく感じていなくても常にオンラインに繋がっていることがストレスになっていたということです。
日常生活でも電子機器の電源を切ることで自分を見つめ直したり、リラックスする時間を作りだすことが重要だと痛感しました。
集中力が途切れがち、じっくり考えたいことがある方にはデジタルデトックスはものすごい効果を実感できるはずです。
興味の出た方はぜひ電源OFFの時間を生活の中に作ってみて頂ければと思います(^^)
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