偉人に学ぶ自己修養!自らを助けるのは己のみ
目標に向かって日々一歩ずつ成長していく。
ローマは一日にしてならずではありませんが、資格にしろ語学にしろコツコツと日々の積み重ねが重要です。
疲れていたり、ストレスが貯まっていたり楽しい事があるとついそちらに目が向いてしまい本来の目標を忘れてお酒を飲んで楽しくなってしまうことがあります。
その時はとても楽しいのですが、翌日には「ちゃんとやればよかった・・・」と後悔することもしばしばです。
そんなぐうたらで根がとことんずぼらに出来ている僕に、「お前はそんなことしている暇はあるのか」と喝を入れてくれる、何度も繰り返し読み返している名著をご紹介したいと思います。
自分自身に勝つのが最も難しい
すべては人間が自らをどう支配するかにかかっている。
たとえば、暴君に統治された国民は確かに不幸である。だが、自分自身に対する無知やエゴイズムや悪徳のとりこになった人間のほうが、はるかに奴隷に近い。
怠け者はどんな分野にしろ、すぐれた業績をあげることなど到底できない。骨身を惜しまず学び働く以外に、自分を磨き知性を向上させ、ビジネスに成功する道はない。
「昨日は忙しかったからストレス解消しよう!」
「急に飲みに誘われた、今日はちょっと中断」
「仕事が忙しかったから、今日は寝よう」
何かのスキルを習得しようと励んでいる時や、勉強に打ち込んでいる時、必ずしも一定のペースでそれが行えるわけではなく、色々な用事が次から次へと横から立て込んできたり、突発的な仕事が発生したりもします。
これを言い訳にするのは簡単ですが、その状況でもやるのかやらないのかは結局自分の意志次第です。
怠けるのも、勉学に励むのも自分が選択する行動ですが、何も考えていないとつい誘惑に負けて本来取るべきでない行動を取ってしまうことがあります。
自分を活かすも殺すも最終的には自分次第。
分かっていても従わせるのが最も難しいのが自分ですが、理性的であることの重要性を教えてくれます。
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時間は最も貴重な財産
永遠なるこの世の真理のなかで、わずかに時間だけがわれわれの自由裁量にまかされている。そして人生と同じように時間も、ひとたび過ぎてしまえば二度と呼び戻せない。
失われた富は勤勉によって元通りにできるかもしれない。失われた知識は勉学によって補充でき、失われた健康は節制や薬で取り戻せるかもしれない。だが、失われた時間だけは永遠に戻ってこない。
今日の課題をぐずぐずと一日延ばしにしていくのは、怠け者や敗北者の習慣だ。
一度過ぎ去ってしまったら二度と取り戻せないのが時間です。多くの人がその事を発言していますし、本にも書かれていますが忘れてしまうことが何度もあります。
本当はやるべきことあっても怠けて別のことをしてしまったり、何もやらなかったりして時間を浪費してしまう。
お金の浪費は取り戻す機会はこれから何度も訪れますが、時間の浪費だけは絶対に取り戻せない貴重なリソースである事を再認識させてくれます。
ご紹介したのは本当に一部しかないのですが、ニュートン、ナポレオン、ウェリントン公、ガリレオ・ガリレイ、レオナルド・ダ・ヴィンチなど誰もが知っている歴史上の人物がいかにその成功を掴み取っていったのかというエピソードが満載です。
そしてとても励まされるのは「成功を掴んだ人物がいかに不幸な境遇にいて、最終的にどう抜け出せたか」が克明に記されているところです。
生まれながらに恵まれている人ばかりでなく、小さくても努力を続けたからこそ大成できた、むしろ才能は努力の積み重ねの前には敵わないのだと教えられました。
歴史の勉強にもなりますし、偉大な人物の振る舞いに感動すること間違いないと思います。勉強がだらけがちになっている方には特におすすめの本です(^^)
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