本ゼロ冊!ミニマリスト的読書管理法
あれだけこだわって集めていた愛しの本たちでしたが、今や我が家に本は1冊もありません。
本に救われた
以前こんな記事を書きました。
koizumihikaru1234.hatenablog.com
本は問題解決の知恵という意味だけではなく、悩んだ時に横にいてなぐさめてくれるパートナーであり、困難な決断が必要な時に背中を押してくれるメンターのような存在だと思っています。
例えば自分と考え方や行動がまったく合わない同僚と同じチームになってしまった時はデール・カーネギーの「道は開ける」の中の、
マルクス・アウレリウスの日記ー
「私が今日これから会おうとしているのは、おしゃべりで、利己的で自己中心的で、恩知らずな人間どもだ。だが私は別に驚きもせず、困ってもいない。そんな連中のいない世界など想像できないのだから」
という言葉に励まされたり。
- 作者: デールカーネギー,Dale Carnegie,香山晶
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 1999/10
- メディア: 単行本
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またある時は、仕事で社内からもクライアントからもコテンパンに叩かれてもう二度と立ち上がれないと思うぐらい絶望した時にはウィンストン・チャーチルの、
決して屈するな。決して、決して、決して!
という言葉で立ち直れたり、今まで何度助けてもらったかわかりません。
だからこそ捨てるにはしのびなく、いつまでも大切にとって置こうと思い本棚に収納しきれなくなってもまったく捨てたり売ったりしていませんでした。
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一字一句が名言ではない
本に書かれていることすべてが自分にとって大事な言葉になるわけではないということを、読書記録を取るようにしていて気付きました。
気になった言葉を大量に書き留めていっても、恐らくその本の1割に達することも今までなく、時には1行か2行くらいしか記録に残さない本もあるぐらいでした。
この事から、後生大事に持っていなくても問題ないのでは?と考え、部屋をミニマム化する時も思い切って手放すことができました。
「記録取り忘れてた!」という本があって苦笑することが何度かありましたが、もう読まないであろう本がなくなり部屋のスペースが広くなって今では快適な生活を送ることができています。
Kindleとevernote
こうしてモノを減らせられたのは便利なアプリがたくさん出てきて、簡単にデシタルで管理できるようになったからだと思っています。本当にありがたいです!
今僕は2つのアプリで読んだ本を管理して、何かの折に読み返すようにしています。
1. Kindle
本を読む方は使っている方が非常に多いと思いますが、場所を取らずデータだけで本を読めるなんて本当にありがたいです。
Kindleのハイライトという機能を使えば、チェックした気になるところだけを後で読み返すことができるのであらためて書き写したりも不要です。気になる言葉はすぐ辞書で意味も調べられますし、読書する人にとってこれ以上便利なアプリは無いと思っています。
2. evernote
使っている人は多くいると思いますが、テキストデータを管理できる超絶便利アプリです。僕は日記、読書記録、ブログの下書きなどなどすべてこのアプリに記録しています。
電子書籍になっていない本は気になる箇所にマーカーを引いておいて、後からevernoteに入力しておけばすべて読み返すことができます。言葉を引用する時は、こちらに記録しておいた内容から書き写しています。
僕は使ったことはないのですが、今は紙の本を1冊100円でデジタルデータにしてくれるサービスもあるようです。電子書籍にならない小説などはこういうもので管理するのも良いかもと思います。
紙の本も大好きですが、モノに場所を取られたくないという方にデジタルデータ化は本当に役立ちます。本のミニマム化を検討されている方の参考になればと思います(^^)v
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