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【お金は銀行に預けるな】お金を預けるならどこに? 金融リテラシーを高めよう

 お金を預ける、と言えば銀行と多くの人が答えると思いますが、それは良い選択なのか。こんな時に必要なのが金融リテラシーです。

 

 

 

 

 

 

 

学校で教えてくれないお金の話

 以前別の記事にも書いたと思うのですが、僕らは義務教育の中で金融のことについてほとんど学ぶことがありません。なので、僕自身お金のことについて言われてきたのは「貯金しなさい」ということぐらいでした。

 

 たとえば、どういうところに預けるべきであるとか、どういう預け方をすると増えたり減ったりするのか、銀行にお金を預けるとなぜ利息がつくのかなどは最近までまったく知りませんでした。

 

 先日読んだ勝間和代さんのこちらの本がまさに金融リテラシーについて書かれた本で、もともとそちらの方面に明るくない方でも理解できるようにわかりやすく書かれていました。

 

 

お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)

お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)

 

 

 

気になったところ を紹介いたします。

 

 

 注意しなければならない点は、高いリターンには常に高いリスクが伴うということです。ものすごく儲かる月もあるし、とても損をする月もあります。そのリスクを理解し、コントロールできる知識がなければいけません。多くの人は、その知識がないためにリスクを取るのをためらうのでしょう。

 

 

 

 

 金融リテラシーを身につけることと「ラクしてお金を儲ける」ことは違うということです。逆に、金融リテラシーが身につけばつくほど、世の中に「ラクなお金儲けの方法」などはない、ということがよく分かるようになると思います。

 

 

 

 

 これから5年間、使うアテのないお金があったとします。このお金は、銀行に預けるのと国債で運用するのとでは、どちらが有利なのでしょうか。
 まず、銀行の5年定期に預けた場合を考えてみましょう。日本で最も大きな銀行である三菱東京UFJ銀行を例にあげますと、2008年1月現在の金利で、300万円未満で0.6%、300万円以上で0.65%の金利です。
 一方、同じ5年間の国債は、2008年1月の新発債の利回りは直近で0.9%です。この二つの金利は0.3%も違います。例えば、100蔓延を0.6%の定期に預けると、5年後は半年複利(半年ごとに金利がアップする段階利率のこと)として103万円ちょっとにしかなりませんが、国債で運用すると104.6万円になります。ここでは100万円以上の数字を見て欲しいのですが、1.5倍以上、利息が変わることが分かります。

 

 

 

 

 

 不動産で特に問題となるのが、住宅ローンは銀行を始めとする数多くの企業の大きな儲け口になっているという点です。銀行は、対個人取引に関しては、大口定期(国債よりも安い金利しかつけていないということは前に述べました)と住宅ローンでしか儲かっていないといっても過言ではありません。
 では、銀行が住宅ローンによって儲かるとはどういうことかといいますと、すなわち、消費者が損をしているということです。
 これまで、株式や国債のリターンを説明するときに、「リスクフリーレート」という言葉を何度か使いました。リスクフリーレートとは、例えば日本ですと国債など、貸し倒れの危険がほとんどないと思われる相手に貸し出しをするときの金利です。住宅ローンの問題点は、私たちがそのお金を借りるとき、リスクフリーレートよりずっと高い金利でなければ借りられないということです。

 

 

 

 

 

 住宅地の値上がり幅は世帯数の需給で決まるため、人口減少が始まった現在、住宅地の大幅な値上がりは期待薄になります。したがって、住宅を資産として住宅ローンを組む場合、その利回りまで考えて物件を吟味しなければならない時代に突入しているのです。
 このように、金融資産という考え方からいうと、土地の値段が上がりにくいときは住宅ローンを組むべきではありません。なぜなら、もし住宅ローンを組めるくらいの頭金がある場合には、その頭金で資産運用した方がいいからです。

 

 

 

 

 新築マンションをなぜ買ってはいかないのかというと、新築には必ずその建築業者の利ざやが多く乗っているためです。購入価格のだいたい20%〜30%ぐらいは、その新築マンションの広告費や粗利益であると考えていいでしょう。したがって、新築マンションーー例えば4000万円のマンションだとしたらーーを市価で転売しようとした瞬間に3000マン円前後でしか売れないような、買った瞬間に値が下がるケースが多いのです。新築マンションはその1000万円分の儲けで、モデルルーム代やチラシ代、セールスマンの人件費までまかなっているのです。

 

 

 

 

 

 

銀行は個人取引において、住宅ローンをなるべく早く組ませることをゴールとしています。そのため、銀行はまず初めに個人に給与振り込み用の口座を開かせたり、公共料金の支払い口座を持たせたりして少しずつ顧客を囲い込みまずが、その段階でのコストを考えると、通常銀行はまだ「赤」です。銀行は、最終的に住宅ローンを組ませることに成功することで、この赤字を回収できるのです。
 このような情報を知らず、無防備になんとなく莫大な住宅ローンを組んでしまうために、ほとんどの人は他の金融資産を持てなくなってしまうのです。
 さらに、住宅ローンは定額支払いのため、住宅ローンを払っている人が勤め先でリストラされたとか減給されたといった場合、支払いに窮し、自己破産の原因にもなりかねないものです。これが賃貸であれば、住むところのグレードを落とすことで対処できますが、住宅ローンはこうした小回りが利きにくいのです。

 

 

 個人的に不動産についての記述が非常に参考になったので多くチェックしましたが、預金、国際、株式、為替、投資信託など色々な金融商品でどれを選ぶべきかなど具体的なことも多くのページを割いて説明してくださっています。

 

 資産運用について勉強したい方、金融について知りたい方にはとてもおすすめの一冊です。

 

 

 

 

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