モノよさらば

ミニマリストに憧れて

財布を落としても手元に返ってくる確率が高くなる方法

僕は高校生の頃に一度だけ財布を落としたことがあります。

 

その時のトラウマからか、今でもお尻ポケット叩いてこまめに財布を落としていないか確認する癖が抜けません。

 

そんな僕にとって、読んでいた本で偶然面白い話を発見したのでご紹介してみたいと思います。

 

 

 

科学で調査

書評です。

 

その科学が成功を決める (文春文庫)

その科学が成功を決める (文春文庫)

 

 

 

本屋さんに行くとたくさんの自己啓発やノウハウ本があります。

 

今まで仕事や人間関係など行き詰まりを感じた時には、それに応じた本を読んで解決しようとしてきました。

 

役に立った!というものもあれば何とも言えないものまで色々で、「これって本当なの?」と思ってしまうものもありました。

 

本書の冒頭はこのような疑問から始まります。

 

「自己啓発って、本当に効果あるの?」

 

自己啓発で言われていることや、一般的とされていることに対して科学的な実験や調査で明らかにしようとするのがこの本の目的です。

 

いくつか気になった点を挙げてみたいと思います。

 

 

マイナス思考を抑えようとすると逆に不幸になる

マイナスな事を考えないようにしてポジティブな事を考えるというのは確かによく聞く気がします。

 

しかし、抑えようとすると反対の事が起きるようです。

 

ボートンとケイシーは、参加者全員に自分自身の最大の欠点を書き出してもらった。そして半数の人たちには続く十一日間はそのことを考えないように伝え、残りの半数にはふつうに暮らしてもらった。そして全員に、一日ごとに自分の欠点についてどのくらい考えたか書きだしてもらい、毎日の自分の気分、不安レベル、自信度を評価するよう頼んだ。(中略)

 

自分の欠点について考えまいとしたグループは、実際にはふだん以上に欠点について考えていた。そして抑制したグループは、ふつうに毎日をすごしたグループにくらべ、自分自身について不安であり、憂鬱で、自信がないと答えた。

 

 

考えないようにすると、逆に頭から離れなくなるという事と同じようですね。

 

またネガティブな事は他人に話しても気持ちが晴れないことも実験で示されています。

 

もっとも効果的な方法として、文章でその気持ちを日記に書くことで、自信や幸福感が増すということが書かれています。

 

koizumihikaru1234.hatenablog.com

 

やはり日記やブログは健康にも良いようですね。

 

 

成功を思い描くと失敗する

マイナスな事を考えないと併せて、成功したい自分を思い描くというのは自己啓発の典型のような気がします。

 

僕が見てきた自己啓発書にも確かにそういう事が書かれていたものは多かったです。

 

しかし調査によるとその方法は逆の結果を招きかねないそうです。

 

リアン・ファムとシェリー・テイラーは、学生たちのグループに毎日数分間、だいじな中間テストでいい点を取った自分を思い描いてもらった。学生たちは心の中で鮮明に自分をイメージし、どんなにいい気分かを想像した。そして比較対照グループの学生にはいつも通りに過ごすように頼み、彼らはすばらしくいい点をとった自分の姿など想像しなかった。(中略)

 

成功した自分を思い描くのは、時間にすれば毎日わずか数分だったが、学生の行動にかなりな影響をあたえた。彼らはあまり勉強しなくなり、試験でいい点がとれなかった。言い換えると、成功をイメージする方法が目標達成の助けにならなかったのだ。

 

もうひとつは成功を思い描いていた学生が社会人になってからの調査結果です。

 

最終学年の学生に、大学を卒業したあと理想の職場で働く自分の姿をどれぐらいの頻度で想像するか書いてもらった。二年後の追跡調査の結果では、成功した自分を思い描くことが多いと答えた学生は、求人への応募回数も会社から声をかけられた回数も少なく、クラスメートにくらべてかなり給料が低かった。

 

成功を想像することが悪い結果につながる原因は、途中で遭遇する挫折に準備をしておらず耐えられないことや、現実逃避に浸って努力を怠ってしまうことがだと考えられているようです。

 

確かに僕も成功を思い描いている時は気分が良かったです。しかし、思い描いたことは現実にはなりませんでした。

 

科学的に有効とされている方法は、目標を公表したり、ゴールに到達するまでに細かく目標を設定することだそうです。

 

確かにブログで「〇〇します」と宣言している人はしっかりそれを実現している気がします。

 

 

 

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持ち主に返したくなる財布とは

著者の方が財布を紛失したことをきっかけに、「二度とこのような事がないように、持主に返ってくる財布はどんなものか調べよう!」したのがきっかけで調査を始めたそうです。

 

こういう発想は非常にアメリカ的で面白いですね。

 

私は二百四十個の財布を買い、宝くじ、割引チケット、にせのメンバーズカードなど、ありふれたものを入れた。それに加えて四十個ずつ、四組、合計百六十個の財布に四種類の写真を一枚ずつ入れた。笑顔の赤ちゃん、かわいい子犬、しあわせな家族、穏やかな老夫婦の写真である。五組目の四十個の財布には持主が最近慈善事業に寄付したことを示すカードをつけ加え、六組目の四十個の財布にはなにもつけ加えなかった(中略)

 

一週間で四二パーセントの財布がもどり、明確なパターンが浮かび上がった。返ってきた財布の中、六パーセントはなにも加えなかったもの、八パーセントは慈善カードをつけ加えたものだった。老夫婦、かわいい子犬、しあわせな家族の写真を加えた財布が返ってきた割合はそれぞれ十一、十九、二一パーセント。抜群に成績がよかったのは、笑っている赤ちゃんの写真を加えた財布で、なんと三五パーセントがもどった。

 

赤ちゃんの写真が入っている財布を返したくなる理由は進化の過程によるものだと説明されています。

 

赤ちゃんの写真を見ると、好きな物を手に入れた時に活発になる脳の部位が反応するそうです。

 

この反応は人間が生き残るために幼児を助けたくなるように進化の過程で培われてきたものだと考えられているようで、赤ちゃんの写真を見ることで親心が目覚めて持主に返さなければと無意識に考えるのだとか。

 

 

以上大雑把に3つ挙げさせて頂きました。

 

ほかにも、

 

・ダイエット食品を食べる人はむしろ太る。

・大勢の異性から気に入られるように振る舞うと逆に嫌われる。

・大声で叫んだり、サンドバッグを叩くと余計にストレスがたまる。

・夫婦間で話し合いを重ねても、関係改善に効果はない。

 

など様々な実験の結果と本当に効果的な解決方法が数多く紹介されています。

 

「へーそうなんだ!」と目からウロコの内容が非常に盛りだくさんなので、本を探している方にはとてもオススメです^^

 

 

 

 

 

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